赤石山脈(あかいしさんみゃく)【中部地方】
北端には鋸岳~甲斐駒ヶ岳~早川尾根~鳳凰三山と連なる連峰が北西から南東につらなり、この連山から野呂川・北沢峠を隔てた南側では、主に南北に連なる二列の山脈となる。東側の連山は白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)と白峰南嶺(広河内岳・黒河内岳・笊ヶ岳など)と呼ばれ、西側の連山は仙丈ヶ岳を北端とし、塩見岳(両者の連なる長大な尾根を仙塩尾根と称する)・荒川三山・赤石岳・聖岳・上河内岳・茶臼岳から南アルプス最南端の光岳に至る。光岳より南にもさらに山が連なり、光岳以南は深南部と呼ばれる(大無間山・黒法師岳など)。北アルプスが、急峻な山容の山が多いのに対して、南アルプスは北部の甲斐駒ヶ岳~鋸岳一帯を除き、比較的なだらかな山容の山が多い。これは、南アルプスが北アルプスより新しく隆起した山であるため、比較的浸食が進んでいないためだと考えられている。大部分の山々は中生代白亜紀の砂岩・頁岩・粘板岩などの地層からできていて、山肌は黒っぽい。ただし北端の甲斐駒ヶ岳~鳳凰三山の連峰だけは花崗岩よりなり、山肌が真っ白で南アルプスの中では異彩を放っている。
update:2009年09月08日
